「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う」県民投票の実施を求める「『辺野古』県民投票の会」のメンバーは10日午後、那覇市安里のさいおんスクエア周辺で街頭署名活動を実施した。買い物帰りの市民らが足を止め、署名していた。
署名した75歳の女性は、署名集めに協力する「受任者」となることも決め、「若い子たちが頑張っている。自分は家庭があり、足はバスなので辺野古まで行くことはできないが、署名集めだったら率先してできる。悲観的にならず、自分の島を守るために頑張りたい」と話した。
那覇市の喜久山満雄さん(86)は「基地は反対。ぜひ県民投票を実現してほしい」と話した。
住民投票は、有権者の50分の1以上の署名をもって直接請求することができると定められており、同会が県民投票の実施を知事に請求するには、2万3千筆余りを来月23日までの2カ月間で集める必要がある。