社会

沖縄県本島中南部で記録的大雨 10月最大、那覇空港で142・5ミリ 県道が冠水 

大雨で道路が冠水し、水没した車両=15日午前7時ごろ、浦添市伊祖の県道251号線(浦添市消防本部提供、画像の一部をモザイク処理しています)

 県内は15日、停滞前線の影響で明け方から昼前にかけて大雨となった。沖縄気象台は沖縄本島中南部に大雨・洪水警報を発表し、うるま市宮城島や那覇空港で10月の観測史上最大となる1時間雨量を観測。県道の一部が冠水し、安謝川などが一時、増水のため氾濫危険水位を超えた。

 沖縄気象台によると、大雨の原因は沖縄地方に停滞している前線。南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化した。前線は17日ごろまで沖縄地方に停滞する見込みだ。

 気象庁によると、慶良間で午前3時6分までの1時間に78・5ミリの非常に激しい雨が降った。6時間雨量は慶良間で148・0ミリ、渡嘉敷で147・0ミリを観測したほか、那覇空港で10月の観測史上最大となる142・5ミリの雨が降った。

 浦添署によると、大雨の影響で午前6時ごろ、浦添市伊祖の県道251号(パイプライン)の一部が冠水し、乗用車3台が水没した。同市当山の県道153号の一部も冠水し、トラック1台が水没した。県河川課によると、安謝川、真嘉比川、小波津川で一時、氾濫の恐れが最も高い「護岸天端高水位」に達した。