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宮古島の雪塩キャラメルロールケーキがイチオシ! 宮古に洋菓子の新風「huit」オープン

「宮古島の食材を使って、洋菓子の魅力を伝えたい」という高橋真由美さん=宮古島市平良久貝の「ユイット」

 【宮古島】「宮古島で洋菓子の魅力を広めたい」。今年8月、宮古島市平良久貝に洋菓子店「huit(ユイット)」がオープンした。宮古島産の素材を使ったケーキや、手作りの焼き菓子が並ぶ店内には香ばしく甘い香りが立ちこめる。オーナーパティシエの高橋真由美さん(34)=山形県出身=は、「材料にこだわったケーキを宮古島の人たちに食べてもらいたい」という一心で開店を決意した。

 高橋さんは10年前、半年ほど滞在するつもりで宮古島を訪れたが、1年1年、帰省を先延ばししているうち「気がついたら島のとりこになっていた」という。

 もともと兵庫県神戸市でパティシエとして働いており、宮古島でも市内のホテルや菓子店に勤めていた。そんな中、「昔ながらの味のケーキもいいが、洋菓子の新しい風を宮古島にも取り入れたい」という思いが募り、独立を決めた。

 ショーケースには、100%生クリームや発酵バター、季節のフルーツなどこだわりの素材を使ったケーキが並ぶ。一押しは店名を冠した「ユイットロール」。宮古島の雪塩を使ったキャラメルのロールケーキだ。



店名を冠したケーキ「ユイットロール」

 丁寧で真摯(しんし)な高橋さんのケーキ作りへの姿勢は、早くもリピーターを獲得し始めている。

 2度目の来店という20代の女性は「初めて来た時に食べたピオーネタルトの味が忘れられなくて、また来た。全部おいしくて、いくらでも食べられそう」と笑顔を浮かべた。

 高橋さんは「今後はさらに宮古の食材を使いたい。食べてくれる人たちの心に届く、宮古ならではのお菓子を提供していきたい」と意気込みを見せた。

 営業時間は午前11時~午後7時。月曜、第2火曜定休。