米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は4日、米軍キャンプ・シュワブのK9護岸に設置していた金網状の袋を撤去する作業を始めた。金網状の袋には、石材が詰められている。
石材が詰められた金網上の袋は、護岸上、40メートルに渡って大量に置かれている。そのうち、護岸の先から20メートルの距離に置かれた袋をトラックに乗せ、運び出した。
抗議船の船長は「護岸に置かれた袋を撤去したのは、護岸の道を広くしてトラック2台分の幅を確保するためではないか」と推測した。
沖縄防衛局は土砂投入の準備を継続しているとみられる。【琉球新報電子版】