国道58号の基幹バスは久茂地経由 公共交通活性化協議会がルート決定


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 国道58号を中心とする基幹バス制度の導入に向けて協議する「沖縄県公共交通活性化推進協議会」(会長・池田孝之琉球大名誉教授)は27日、県庁で会合を開き、基幹バスの経路を久茂地経由で統一することを決めた。

 同協議会は、複雑なバス路線を統一する基幹バスを那覇―コザ間に設け、分かりやすく利用しやすいバス路線を目指している。これまで一部のバスは同じ系統番号でも久茂地経由と牧志経由に分かれてきた。基幹バスについては、久茂地経由のみとすることにした。

 バス会社などからは当初、利用客の利便性を損ねることなどへの懸念の声が上がっていたが、最終的には久茂地経由に統一することで一致した。運行ダイヤの設定や表示方法は今後、協議して決める。