社会

「好きでやっている人いない」 カヌーで抗議する理由 埋め立て作業続く辺野古沖

K8護岸付近でカヌーに乗り抗議する市民ら=2日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は2日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の「K8護岸」の造成を進めた。埋め立て区域(2)と(2)-1には、土砂を投入した。

 「K8護岸」付近の辺野古沖では、カヌー7艇が抗議した。カヌーに乗り抗議した竹野昇さん(71)=静岡県=は「工事で沖縄だけ差別されている。本土の人間として許してはいけない」と政府の強引な工事を批判した。芥川賞作家の目取真俊さん(58)は抗議を続ける理由を「工事を止めないともっと悪くなるから、身を粉にして抗議する。誰も好きでやっている人はいない」と話した。

 キャンプ・シュワブゲート前では午前9時半と午後0時半のトラックによる資材の搬入に合わせて、市民らが座り込み抗議した。【琉球新報電子版】