キングス62-56で競り勝つ 第3戦へ望みつなぐ【ハイライト動画有り】


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
CS準決勝第2戦 キングス-アルバルク東京 第2Q 前半終了間ぎわに3ポイントシュートを決め逆転させるジェフ・エアーズ(中央)=5日午後、沖縄市体育館(新里圭蔵撮影)

 プロバスケットボールBリーグ1部のチャンピオンシップ(CS)2018-19の準決勝第2戦は5日、沖縄市体育館で行われ、琉球ゴールデンキングスは62-56でアルバルク東京に勝利した。第1戦を落としたキングスだが、第2戦でA東京と1勝1敗と並んだため、7日午後7時5分から決勝の切符を懸けて第3戦を行う。
 第1戦同様に守備は我慢比べ。攻撃はA東京にズレやミスマッチを突かれる中、古川孝敏が3点弾やミドルでゲームが動き始めた。第2Qは良い形で放ったシュートがリングに嫌われるが、守備で並里成が視野外からスチールを決める。スイッチ守備からジェフ・エアーズがブロックショットを成功させ、第2Q終了間際に3点弾を決めて28-27で後半へ。
 第3Qは田代直希と須田侑太郎が守備でA東京のスピードある攻撃を止め、第4Qはアイラ・ブラウンが攻守で活躍。さらに須田と橋本竜馬の泥臭いプレーから、須田の3点弾などで得点を重ね、勝利を引き寄せた。キングスは決勝への可能性を第3戦につないだ。
 3年連続でBリーグのCSに進出したキングスにとって待ち望んでいた準決勝の初白星ともなった。【琉球新報電子版】