ドイツ・ハンブルクで22日から開催中の「第20回ハンブルク日本映画祭」で、岸本司監督の「ココロ、オドル 満月荘がつなげる3つのストーリー」が審査員賞を受賞した。
「ココロ、オドル―」は座間味島の美しい自然を背景に、夫婦になれない男女、心の通じない親子、家族になれない父と娘など、問題を抱える家族が心を一つにしていくストーリー。
本作が海外の映画祭で受賞したのは初めて。映画祭には岸本監督と、主人公の雄飛役を務めた尚玄さんらが参加した。
同映画祭は日本映画に特化した映画祭で、商業映画やアニメ、インディペンデント作品など、垣根を越えてさまざまな作品が毎年紹介され、今年で20周年を迎えた。