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東京五輪聖火リレーの沖縄ルートはこれだ! 首里城、空手会館、海洋博公園… 県内14市町村を5月2~3日に

聖火リレーのルートの一つに選ばれた糸満市の平和祈念公園

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、来年3月26日から47都道府県を巡る五輪聖火リレーのルート概要を発表した。通過する市区町村は日本全体のほぼ半分の857で、121日間で約1万人がリレーする。具体的な経路を定めた詳細ルートは年末までに決める。ランナーの募集概要も発表した。

 沖縄を通過するのは18都道府県目で、県内14市町村を巡る。5月2~3日の日程で、那覇市にある世界遺産の首里城公園から出発し、名護市まで本島縦断する。2日目は、豊見城市から座間味村や宮古島市の離島を経て、県内の終着点となる糸満市摩文仁の平和祈念公園までとなっている。


 コースの選定は同組織委員会の「地域が国内外に誇る場所や地域の新たな一面を気づかせる場所」という考えに、県実行委員会(会長・富川盛武副知事)の①県の資産(平和、歴史、文化、自然、地理的条件など)を活用し、県の魅力を国内外に発信する②県民の一体感を醸成し、得られた様々な体験やノウハウを県のレガシーとする―考えを追加したという。

 1日目は那覇市の首里城公園で出発式を行った後、日本最南端の鐵軌道である「ゆいレール」を経て宜野湾市、沖縄市、うるま市から石垣市へ飛ぶ。本島に戻った後は、1964年の東京五輪の聖火宿泊記念碑が建立されている名護市嘉陽地区から海洋博公園のある本部町を通過し、名護市の名護中央公民館前芝生広場へ到着する。

 2日目は「沖縄発祥の空手」の発信拠点となる豊見城市の沖縄空手会館で式典を行った後、浦添市や北谷町を走る。座間味村の古座間味ビーチや宮古島市の離島コースから南城市に戻り、糸満市摩文仁の平和祈念公園を目指す。

 聖火ランナーの最終到着地点の名護市と糸満市では聖火を披露するイベント「セレブレーション」が行われるほか、通過する全市町村でも「ミニセレブレーション」を開く予定。

 聖火は出発式の後、1区間13人程度の走者が1人あたり200メートル程度をつなぐ。県内では約160人程度の走者を予定している。離島などの区間では「親の火」に代わり、あらかじめランタンで運ばれた「子の火」でリレーする。県実行委によると聖火ランナーの公募は7月1日から8月31日まで。

 玉城デニー知事は「離島も含めた県内全域の実施内容となっており、大変うれしく思います」「県民をはじめとする皆様と一体となって聖火リレーを盛り上げていくことができれば」とコメントした。

 聖火リレーの来年3月26日、東京電力福島第1原発事故の対応拠点となった福島県楢葉町、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」から出発し、同7月24日の開会式で新国立競技場の聖火台に点火する。【琉球新報電子版】









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