WUB会長に平良智広氏


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平良 智広氏

 【東京】ウチナーンチュの経済連携の構築を目指す、WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネスアソシエーション)東京の2019年度総会が5日、東京都の銀座クラシックホールであった。空席となっていた会長に平良智広副会長が就く役員人事を承認した。任期は2年。平良氏は会長は2度目。

 昨年の総会で今井恒子氏が会長を退任して以来、空席だった。新たな副会長には理事の国吉真理子氏が就いた。退任した事務局長は上原永大副会長が兼任する。

 平良氏は1964年11月、名護市出身。琉球大卒業後、NTTデータに入社。現在は日本テレワーク協会主席研究員。08年度から2期4年間会長を務めた。新会長就任で「グローバルでは交流が安定してきている。東京でもどんどん浸透させて、つながりを深めてビジネス交流を強く促進する」と話した。

 総会では役員人事のほか、9月にWUB東京設立20周年記念イベントを開催する活動計画案や予算案が承認された。