新聞手に朝カフェ交流 ニライ大学 記事使い“ゆんたく”


社会
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気になる記事を紹介し合う参加者ら=16日午前、那覇市首里池端町の「ウォルフブロイ」

 地域密着型の生涯学習に取り組むNPO法人琉球ニライ大学(新里玲王奈学長)は16日午前、沖縄県那覇市首里のクラフトビール&自家焙煎珈琲の店「ウォルフブロイ」で「しんぶんカフェ」を開催した。参加者12人はコーヒーやビールを片手にその日の朝刊から気になった記事を基に「ゆんたく」を楽しみ、新聞をコミュニケーションツールに活用した交流を楽しんだ。

 「先生役」を務めた琉球新報社会部の座波幸代デスクが見出しやレイアウトなど、新聞の特長を紹介。参加者は、レジ袋有料化や、休校となった国頭村立北国小の環境保護活動など、さまざまな話題の記事を選び、お互いの意見や選んだ理由を話し合った。

 比嘉愛さん(12)=中城村、琉大付属中1年=は「新聞のつくりを知り、読み方を見直すことができて良かった」と笑顔で話した。金城周さん(45)=那覇市、デザイナー=は「ウェブの仕事をしているが紙が好き。今度は切り貼りするワークショップもしてみたい」と語った。