沖縄の人の絆を描いた映画「ココロ、オドル」 東京で上映開始


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舞台あいさつした(右から)尚玄さん、加藤雅也さん、岸本司監督、池間夏海さん、赤嶺かなえさん、仁科貴さん=22日午後、東京都新宿区のケイズシネマ

 【東京】慶良間諸島を舞台にした映画「ココロ、オドル 満月荘がつなげる3つのストーリー」(岸本司監督)の上映が22日、東京・新宿の映画館「ケイズシネマ」で始まった。県外では5月の北海道に続く上映で、今後も福岡などで予定されている。舞台あいさつもあり、岸本監督や出演者の尚玄さん、加藤雅也さんらが見どころを語った。

 映画は座間味村で撮影され、島の豊かな自然を背景に3組の家族の物語を描く。5月にドイツ・ハンブルクであった「第20回ハンブルク日本映画祭」で審査員賞を受賞した。

 岸本監督は「沖縄の『なんくるないさリズム』も感じてもらえるとうれしい」と語った。北海道上映で座間味村に行ってみたいという感想も多くもらったという。出演した池間夏海さんは「本土の人にも座間味の青い海や白い砂浜を知ってほしい」と話した。