「全ては自分の力不足」 落選の自民新人・安里繁信氏一問一答 参院選沖縄選挙区


この記事を書いた人 問山栄恵
敗戦の弁を述べる安里繁信氏=21日夜、那覇市牧志の選挙事務所

  任期満了に伴う第25回参院選は21日投開票が行われ、4人の候補者が1議席を争った沖縄選挙区では自民新人でシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)=公明、維新推薦=が落選した。落選を受けた安里氏の一問一答は以下の通り。

 -選挙選を終えての感想はどうか。
 「全ては自分の力不足。多くの方に支えられ、感謝に尽きる選挙戦だった。いろいろな所で、沖縄の政治を変えてほしいという熱量はすごく感じた」
 
 -敗因は何だと思うか。
 「きちんと分析しないといけないが、最後までやりきったという達成感と充実感はある」
 
 -辺野古の賛否を示さなかった影響はどうか。
 「分析は必要だが、今でも答えは変わらない。民意と法律上の瑕疵(かし)はないという相矛盾した事実が、今日までこの問題を解決できない本質だと思っている。二つの事実の真ん中から答えを見つけていくという考え方には変わりはない」
 
 -今後の政治活動についてはどう考えているか。
 「自分一人では決められない。後援会、家族としっかり話し合っていきたい。落ち着いたら判断したい」