日本洋菓子協会連合会が主催するコンクール「第26回ルクサルド・グラン・プレミオ」の決勝大会が4日、東京都のドーバー洋酒貿易アネックスビルで開かれ、ル・パティシエ・ジョーギ(沖縄県那覇市安謝)の比嘉朗人さんが優勝し、日本一に輝いた。比嘉さんは来年1月にイタリア・リミニ市で開催される国際冷菓製菓展示会に招待される。
同大会は若い製菓技術者の登竜門とされる。今回は「古代ローマ帝国」をテーマに4時間で製作し、味覚と芸術性を競った。
ドーバー社によると、比嘉さんは2017年大会でも決勝に進出した。今回の結果に「奥さんに夜遅くまで手伝ってもらい、感謝している。沖縄に帰って、お世話になった皆さまに恩返しできるよう努力したい」とコメントした。