
「でいご座」の活動は終えた仲田幸子さんだが、次の活躍の場がすでに準備されている。2020年に公開予定の喜劇映画「なんくるないさぁ ザ・ムービー!」への出演だ。16日の舞台撮影からクランクインし、20年4月にクランクアップの予定。
企画したのは13年のキネマ旬報日本映画1位「ペコロスの母に会いに行く」のプロデューサー村岡克彦さん(56)=東京都。村岡さんは「日本で一番明るく、平和を望む県民を引っ張ってきた偉業をたたえたかった。笑えて楽しいエンターテインメントにしたい」と力を込めた。
映画は亡くなった仲田さんを成仏させようと、沖縄中を巻き込んだ騒動が巻き起こるというストーリー。
仲田さんは舞台終了後「映画に出るのはあまり好きではないけど、笑いだったらいいじゃない」と出演を決めた理由を話した。