台風一過、秋の足音 秋分の日


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
台風一過の秋空の下、風に揺れるススキ=23日、西原町東崎(喜瀨守昭撮影)

 23日は二十四節気の一つ「秋分」。秋の彼岸の中日で昼と夜の長さがほぼ同じになり、これから夜が長くなり秋が深まっていく。

 台風17号が過ぎ去った沖縄地方は23日、湿った空気や気圧の谷の影響で曇ったが、那覇市の最高気温が29.5度と10月上旬並みを記録し、秋を感じさせる一日となった。

 西原町東崎公園近くの歩道では、晴れ間がのぞいた空の下、ススキの穂が風に揺れていた。散歩していた親子は「絶好の散歩日和ですね」と笑顔を見せた。

 沖縄気象台によると、向こう1週間は湿った空気の影響で曇りの日が多く、所によっては雨が降る模様だ。