HIVと梅毒の同時検査、ワンコイン500円で　沖縄の医療機関5カ所　10月15～11月15日

　沖縄県は15日から11月15日まで、県内五つの医療機関でHIVと梅毒の同時検査を自己負担500円のワンコインで実施する。保健所以外の検査機会を増やし、HIV感染者と梅毒患者の早期発見・治療につなげることが目的。定員は計144人で、各医療機関で予約を受け付けている。

　医療機関は（1）なしろハルンクリニック（2）クリニックおもろまち（3）JOYレディースクリニックくもじ（検査は女性のみ）（4）アドベンチストメディカルセンター（5）仲本病院―の5カ所。

　対象はHIV既感染者と米軍人・軍属の人を除く県内居住者。HIVと梅毒検査がセットで、採血が必要。匿名で受けることができる。予約は各医療機関が直接電話で受け付けており、予約時に「ワンコイン検査希望」と伝える。定員に達し次第、受け付けを終了する。

　詳細は県ワクチン・検査推進課のホームページから。

　（吉田早希）