>>若年シングルマザーに住居提供「みらいシンシア」が開所 運転免許取得の環境サポート、自立へ
中古車販売・鈑金塗装などを手がける「リバイブワークス琉球」(糸満市豊原、赤嶺義秀代表)は3日、同社で販売予定だった中古軽自動車1台を一般社団法人「おきなわ子ども未来ネットワーク」(山内優子代表理事)に寄贈した。車両は「みらいシンシア」に入居する子どもたちの保育園の送迎や買い物などに使用する予定。同日、「みらいシンシア」の内覧会にあわせて贈呈式が行われた。
新聞記事で同法人の免許取得支援事業について知ったという赤嶺代表は「沖縄のシングルマザーが自立していけるよう使ってもらいたいと思った。これからもできる限り支援していきたいし、同じように支援する企業が出てくるとうれしい」と話した。
目録を受け取った山内代表理事は「こうした支援はとてもありがたい」と感謝を述べた。その上で、免許を取得した後も車の購入が自立の大きな壁になることから「1台でもいいので寄付してもらえるととても助かる。支援の輪が広がってほしい」と話した。
(嶋岡すみれ)