【読谷】100歳以上の世界の高齢者を取材し、これまでの歩みや長寿の秘訣(ひけつ)を紹介する組織ロンジェビクエスト(本部・米国)は、読谷村の平良菊江さん(113)と2019年に114歳で亡くなった姉の我如古カメさんを「世界で史上最高齢のきょうだいペア」と認定した。ロンジェビクエスト・ジャパンの山本優美代表が19日、平良さんが入居する特別養護老人ホーム「読谷の里」を訪ね、認定書を手渡した。
年齢は2人合わせて227歳。家族によると我如古さんが100歳になるまで平良さんや家族が集まり、模合をしていたという。平良さんは幼い頃から食べることが好きで今も食欲旺盛という。我如古さんは力仕事の経験から体力があり、それが長寿の秘訣ではないかと家族や山本代表は語る。
ロンジェビクエストがこれまで確認した110歳以上のきょうだいペアは世界で5件しかなく「平良さん我如古さんの記録はなかなか超えられない」と認定を祝った。 (金盛文香)
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