晴天続き、31万人が来場 沖縄の産業まつり閉幕 最終日も「お気に入りの逸品」求め盛況


晴天続き、31万人が来場 沖縄の産業まつり閉幕 最終日も「お気に入りの逸品」求め盛況 産業まつりで地域の特産品を買い求める客 =29日、那覇市の奥武山公園
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 「県産品 みんなで創る 島の価値」をテーマに27日から那覇市の奥武山公園と県立武道館で開催されていた、第47回沖縄の産業まつり(同実行委員会主催)が29日、閉幕した。
 新型コロナウイルスの流行が落ち着きを見せているため、4年ぶりに制限なしで開催された。会場では393の企業や団体が出展し、自慢の一品や技術をアピール。晴天続きの天候にも恵まれ、3日間で31万500人(主催者発表)が訪れた。
 29日も地域の特産品を買う高齢者、泡盛の試飲を楽しむ男性、企業のものづくりを体験する子どもたちでにぎわった。
 愛知県から産業まつりに合わせて家族と帰省した男性(44)は3日連続で訪れたという。最終日も野菜や中身汁のレトルトパック、梅干しの菓子などを買い込み「お気に入りの店舗はだいたい見て回ったので、後は泡盛を買います」と、祭りを満喫していた。
 (嘉陽拓也)