県内は12日、大陸の高気圧からの冷たい空気と沖縄の南にある前線の影響で、各地で最低気温が下がり、日中の気温もあまり上がらなかった。沖縄気象台によると、高気圧と前線との間で気圧の傾きが大きくなったため風が強まり、体感温度が下がる要因にもなったという。
12日の最低気温は国頭村奥で17.5度、南城市糸数で17.9度など各地で今季最低を更新した。最高気温も国頭村奥で19.6度にとどまるなど、各地で11月中旬から12月中旬並みとなった。
13日も前日と変わらず天気が悪く気温が上がらない見込み。14日は気温が上がる予想となっているものの、次第に大陸の高気圧の張り出しが強まり、17日ごろには天気が崩れて気温も下がる予想となっている。
(中村万里子)