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「賛同メンバー増えた」 KOBE三宮 児童訪問、16回目


「賛同メンバー増えた」 KOBE三宮 児童訪問、16回目 「KOBE夢・未来号・沖縄」の事業について、抱負を語る久利計一会長(右)と下田啓介さん=16日、那覇市泉崎の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 中村 万里子

 KOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長と下田啓介さんは16日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、1月に16回目を迎える「第16回笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」の実施に向け、準備を進めていることを報告した。

 「KOBE―」は神戸市内の児童養護施設の小中学生が沖縄を訪れ、歴史や文化を学ぶ事業で、2009年から同協議会が主催している。

 久利会長は「賛同メンバーが増え、街の人たちの心意気を感じる」と手応えを話した。

 戦争マラリアについて勉強中だと言い、78年前の沖縄戦や米軍基地の集中が続く沖縄の苦しみに「心を寄せている」と述べ、本土の人にもっと沖縄の歴史や現状を知ってほしいという思いを熱く語った。

 (中村万里子)