【アーカイブ配信中】デニー知事「戦争の未来であってはならない」 那覇で県民大集会 沖縄 


【アーカイブ配信中】デニー知事「戦争の未来であってはならない」 那覇で県民大集会 沖縄 
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日米両政府による沖縄の軍事化に反対し、対話による平和の構築を全国、世界へ発信する「11・23県民平和大集会」が23日正午から、沖縄県那覇市の奥武山公園陸上競技場で開催された。県内の幅広い市民団体でつくる「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が主催する。晴れ渡った空の下、多くの参加者が集まり、沖縄が二度と戦争の被害者にも加害者にもならないようにと願いを込め、声を上げた。同じ時間帯には、全国各地でも連帯して集会が開かれた。

 メインの集会は午後2時に始まり、玉城デニー知事は「子どもたちの未来が戦争の未来であってはならない。不穏の未来であってはならない」と、平和への思いを訴えた。主催者を代表して、瑞慶覧長敏共同代表は「心を一つにしよう。平和をつくるための心を一つにしよう。私たちは絶対に諦めない。平和を希求する私たちの思いは何よりも強い」と呼び掛けた。

 【知事あいさつ全文】

 集会は、正午から音楽コンサートが開かれ、ジャズや三線、エイサーなどの演奏で集まった人々を盛り上げた。午後6時45分からは、パレット市民劇場で国内外からの参加者を交えた集会も開催される。