沖縄で「ラリーチャレンジ」初開催 公道も走るモータースポーツ、来年3月にうるま市で 


沖縄で「ラリーチャレンジ」初開催 公道も走るモータースポーツ、来年3月にうるま市で  多くの来場者でにぎわうオキナワモーターショー2023のラリーチャレンジのブース=26日、沖縄市の沖縄アリーナ
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 指定された区間の走破タイムを競うラリー競技の「ラリーチャレンジ」が来年3月17日、沖縄市コザ運動公園をスタート地点とし、沖縄市とうるま市で開催される。大会を主催するトヨタ自動車GAZOO Racing Company Presidentの高橋智也氏が25日、オキナワモーターショー2023(沖縄市主催)で発表した。


 県内開催は初となる。走破タイムを競うスペシャルステージの場所は大会の前日に発表される。
 ラリーチャレンジは公道も使用することから地元自治体の協力が不可欠だが、沖縄市とうるま市がモータースポーツに積極的だったことから今回の開催に至ったという。

 同大会は小さい規模の会場でも1日でドライバー・観客ら8千人ほどの動員があるという。
 ドライバーは実技を含めた講習を受けて国内B級ライセンスを取得し、安全のための規則に沿った部品を車両に装着することでアマチュアも参加可能。同社は継続した沖縄開催を見込んでおり、規模や内容を年々充実させていきたいという。

 沖縄トヨタグループの仲地るみこさんは「会場に来てもらえたらラリーの楽しさは伝わると思う。走る楽しさや応援する楽しさを感じてほしい」と述べた。 

(福田修平)