那覇市役所（資料写真）
吉田 健一 那覇市議会11月定例会が28日、開会した。本会議の冒頭、野原嘉孝議長が、久高友弘前議長が収賄容疑で逮捕された事件の検証と再発防止対策をとるための会議を設立したと報告した。会議の名称は「議員逮捕の不祥事に関する検証・再発防止会議」。座長に副議長の上里直司氏、座長補佐に中村圭介氏が就き、正副議長や各会派の代表者らで構成する。
野原議長は「事件の原因究明、再発防止策の確立、政治倫理条例の実効性の検証などに取り組んでいく。検証結果がまとまり次第、市民に報告したい」と語った。座長の上里氏は「議会としてどう対応すべきだったかなど、意見交換ができればと考えている」と述べた。 （吉田健一）
