ふたご座流星群が観察のピークを迎えている。今年は新月の時期に当たり、月明かりの影響が少ない。
沖縄県読谷村の残波岬では13日深夜から14日午前2時ごろにかけて、晴れ渡った夜空に多いときで1時間に10個程度の流れ星が見られた。訪れた人たちは流れ星を見つけては歓声を上げていた。
国立天文台ホームページによると、ふたご座流星群は15日午前4時ごろに活動が最も活発になる「極大」となる。夜空でほぼ一晩中見えるが、ふたご座にある放射点が天頂に移動する14日午後9時ごろから15日明け方にかけて多くの流星を観察できそう。
ふたご座流星群は、極大をすぎると急激に流星の数が減る傾向にあるという。