与那原町、南城市、八重瀬町、糸満市を駆け抜ける第6回沖縄100Kウルトラマラソン(同マラソン実行委員会主催、琉球新報社共催)が17日、与那原町東浜の与那古浜公園を主会場に開催された。寒風が吹く中769人が完走した。
100キロの部は夜明け前の午前5時にスタート。出発直後に雨が降り出したが、683人のランナーはヘッドライトやハンディライトで道を照らし、力強く南部路を駆けた。完走率81.4%の556人が完走した。
50キロの部は163人がエントリーし、136人が完走した。ニライカナイラン&ウォーク(22・5キロ)の部はエントリー人数が85人で、77人が完走した。今年新設したラスト8キロサポーターの部出場者は、92キロ地点から応援する家族や友人と一緒に走りゴールした。
気象庁によると同日は南城市糸数で最低気温13度、最大瞬間風速20メートルを記録。ランナーは強風に吹かれながら過酷なコースを走破した。地元の少年野球チームや住民が水を配り、声援を送った。ゴール地点では沖縄そばが振る舞われ、参加者は疲れた体を癒やした。
(上江洲仁美)