「11・23県民平和大集会」を主催した「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」は28日、元宮古島市議の石嶺香織さんを代表としたグループから寄せられた公開質問状へ回答した。当初21日に回答予定だったものの、同会で意見が集約できず延期していた。
回答書では集会前まで使用していたロゴとキャッチコピーが特定の宗教団体と同じであったことについて、同会の運営委員会に提案したメンバーへの聞き取りを掲載している。「知人が個人的に製作していたものだと思っていた。ご迷惑をおかけし申し訳ない」と話しているという。
一連の問題は運営委員会全体の責任として、共同代表を務める瑞慶覧長敏氏と具志堅隆松氏の処分は考えていないとしている。
同会は「手探り状態での組織運営でチェック体制が不十分だった。今後の組織体制の再構築について意見を踏まえながら協議を進めていきたい」とした。
(渡真利優人)