31日の大みそかを前に、那覇市松尾の第一牧志公設市場は30日、年末年始の食材を買い求める客でにぎわった。3月に建て替えられてから初めて迎える年の瀬の市場は、観光客の姿も目立った。
豊見城市から子ども3人と一緒にやってきた大城ミサエさん(45)は「おばあちゃんの行きつけの店」という照光精肉店で三枚肉や中身汁の材料を買い込んだ。「久しぶりに来たが、観光客が多いですね」
ソーキや昆布を買った那覇市小禄の女性は「毎年、市場で買い物をしながら、年の瀬の雰囲気を楽しんでいる。新しくなって清潔感があっていいね」と語った。(南彰)