【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、軟弱地盤のある大浦湾側への石材投入に関連した作業が11日も継続して実施されている。10日に石材を投入した台船「第八十八ひなた号」に午前10時頃、石材を積んだガット船「第百三十六伊勢丸」が横付けされた。同10時10分頃にガット船のクレーンが動き始め、石材を台船に移し替える様子が確認された。石材が台船に投入されると船からは白い土ぼこりが舞い上がった。海上では埋め立てに反対する市民らが「海を殺すな」と書かれたプラカードを掲げて抗議した。
ヘリ基地反対協議会のメンバーによると、ガット船は本部町の塩川地区で石材を積み、10日午後に大浦湾へ入港したとみられる。