認可外保育園の乳児死亡を受け沖縄県警は、死因の鑑定結果の精査や認可外園関係者らへの聴取を進め、当時の保育と死亡の因果関係を慎重に調べている。県警としての結論を出すには一定の時間を要するとみられる。
乳児が亡くなった同様の事例では死因が明らかにならないケースも多い。県警は今回の事案に関し、三つの専門機関に死因の鑑定を依頼。関係者によると2機関で死因が「不詳」、1機関が「窒息」などの鑑定結果だったという。
県警は鑑定結果を精査し、死因を総合的に判断するとみられる。県警は死因特定と並行して、園側などに事情を聴いている。関係者によると、当時現場にいた元園長らへの聴取を進めているが、不十分な点もあるという。