県芸・琉大が協力し「屋台村」 牧志に17店舗 5月23日から 沖縄


県芸・琉大が協力し「屋台村」 牧志に17店舗 5月23日から 沖縄 竣工式が行われた飲食店街「酔夢芝居舞クヮラクヮラー牧志下町・屋台村ー」=25日、那覇市牧志(ジャン松元撮影)
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 不動産業などを手掛けるコンダクト(北九州市、和田克之代表)は25日、那覇市牧志の希望ヶ丘公園近くに開業する飲食店街「酔夢芝居舞(すいむしばいまい)クヮラクヮラ―牧志下町屋台村―」の竣工(しゅんこう)式を開いた。飲食店17店舗が出展し、5月23日から営業を開始する。

 県立芸術大学の現役生や卒業生が壁画やシーサー、ロゴデザインなどを制作し、建物の装飾を担った。建物は琉球大学から建築ノウハウの提供を受け、通常は廃棄処分となる余った建築資材を活用した。竣工式では、県立芸大の学生らによる琉球芸能も披露された。

 壁画をデザインした県立芸大大学院生の松崎里織さん(23)は「観光客もたくさん来る場所なので、沖縄のイメージがぱっと伝わる鮮やかな色彩で動植物などを描いた」と話した。

  (中村優希)