ジャンボ三線を製作、うりずん娘プロデュース 新崎松秀氏が死去 琉球民謡伝統協会会長・松絃流家元 


ジャンボ三線を製作、うりずん娘プロデュース 新崎松秀氏が死去 琉球民謡伝統協会会長・松絃流家元 
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 琉球民謡伝統協会会長で琉球民謡伝統協会松絃流家元の新崎松秀(あらさき・まつひで)さんが25日午後7時54分、病気療養中のところ八重瀬町の病院で亡くなった。85歳。自宅は那覇市宇栄原。旧知念村出身。告別式は28日午後1時~1時30分、那覇市曙1の20の39、那覇葬祭会館本館で。喪主は長男裕樹(ひろき)さん。

 琉球民謡伝統協会で長年、会長を務めた。1995年には長さ3メートル以上のジャンボ三線を製作し、話題を呼んだ。うりずん娘をプロデュースし、後継の育成にも努めた。野村流音楽協会師範で琉球古典音楽にも精通し、沖縄音楽の普及と発展に尽力した。