沖縄本島中南部に一時、洪水警報 気象台「昼前まで河川の増水に警戒を」(13日朝)


沖縄本島中南部に一時、洪水警報 気象台「昼前まで河川の増水に警戒を」(13日朝) 13日午前7時5分時点の雨雲の動き(沖縄気象台ホームページより)
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 沖縄気象台は13日午前5時32分、沖縄本島中南部に洪水警報を発表し、同日午前7時6分までに解除した。沖縄本島地方では、13日昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意が必要としている。

 沖縄本島地方では、前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨が降った地域がある。

 13日昼前にかけて沖縄本島地方の多い所では、1時間に40ミリの激しい雨が降る見込み。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる恐れがある。降り続いた雨で河川の水位が上がっており、さらに水位が上がる恐れもある。

 気象台によると、沖縄本島地方では13日昼前にかけて積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こる恐れがある。気象台は「発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてほしい」と呼びかけている。