奥武島で男子中学生2人が溺れる 1人が心肺停止、1人は意識あり 堤防から海に飛び込む 沖縄県南城市


奥武島で男子中学生2人が溺れる 1人が心肺停止、1人は意識あり 堤防から海に飛び込む 沖縄県南城市 奥武島(2013年撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 17日午後4時25分ごろ、沖縄県南城市の奥武島漁港付近で「10代男性2人が溺れている」と目撃者から119番通報があった。奥武島漁港とビーチの間の堤防から海に飛び込んで遊んでいた中学生の男子生徒2人が溺れ、うち1人が心肺停止の状態で本島南部の病院に搬送された。溺れたもう1人の男子生徒は意識のある状態で別の病院に搬送された。

 与那原署や島尻消防組合消防本部によると、17日午後4時ごろから、2人を含む4人の男子中学生が海面からの高さ約2メートルの堤防から海に飛び込んで遊んでいたとみられる。溺れた2人は同時に海に飛び込んだ際に溺れ、うち1人は海底に沈んだまま浮き上がってこなかった。

 堤防にいたほかの2人に助けを求められた近隣住民や漁港関係者が救助して陸に引き揚げたが、意識不明のまま搬送された。与那原署や中城海上保安本部などが当時の状況を詳しく調べている。