宮古島市に大雨警報、土砂災害に警戒を 鏡原で1時間に100ミリ、観測史上最大(5月21日朝)


宮古島市に大雨警報、土砂災害に警戒を 鏡原で1時間に100ミリ、観測史上最大(5月21日朝) 21日午前7時15分ごろの沖縄地方の雨雲の動き(沖縄気象台ホームページより)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 宮古島地方気象台は21日午前3時44分までに、宮古島市に大雨警報(土砂災害、浸水害)を発表した。大雨警報のうち、浸水害については午前7時33分までに注意報へ切り替えた。大雨警報(土砂災害)は午前7時33分現在、継続している。宮古島市平良の鏡原では午前3時27分までの1時間に100ミリの猛烈な雨が降り、観測史上最大を更新した。気象台は、宮古島地方では21日朝にかけて低い土地の浸水に警戒し、土砂災害、落雷や突風、急な強い雨に十分注意するように呼びかけている。

 宮古島地方は、前線の影響で大気の状態が不安定。21日昼前にかけて土砂災害にも十分注意するように呼びかけている。
 宮古島地方では21日、多い所で1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る見込み。宮古島地方に雷注意報を発表し「発達した積乱雲の下での落雷や突風にも注意してほしい」としている。

 沖縄気象台によると、沖縄本島地方や八重山地方でも前線の影響で大気が不安定な状態で、雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる恐れがあるという。22日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するように呼びかけている。