【愛知】名古屋市中区にある沖縄県名古屋情報センター(県商工労働部大阪事務所名古屋駐在)が、入居していた中日ビルの建て替えで、近くの久屋中日ビルに移転していたが、3月末に名古屋市栄区の中日ビルへ入居し、業務を始めている。入り口に設置されている観光案内コーナーは、観光パンフレットを持っていく人や、問い合わせる人でにぎわい、職員が対応に追われていた。中日ビルの5階にあり、各県の観光案内、物産販売所もあり、ゆったりとくつろげる空間になっている。
活動内容は、沖縄県産品の販路拡大、沖縄への観光客誘客、沖縄への企業誘致、県外就職に関する情報の収集などがある。
職員で西原町出身の森正美さんは「名古屋から多くのお客さんが沖縄へ訪れることを願っている」と笑顔で語った。センター長の齋藤達也さんは「県産品の販路拡大、企業誘致、沖縄に就職する若い人材の獲得のため、中部圏の大学訪問や県出身者へのUターン・Iターンを促す活動を強めたい」と抱負を語った。
愛知沖縄県人会連合会事務局長で父親が瀬底島出身の仲宗根広子さんは「うちなーんちゅのさらなる支援をお願いしたい」と期待を寄せた。
(古堅初子通信員)