政府がJアラートで「北朝鮮がミサイルを発射したもよう」と速報した27日夜、沖縄都市モノレール(ゆいレール)が一時、運行を見合わせるなど県民生活に影響が出た。
県内では住宅街にサイレン音が鳴り響き、避難を呼びかける放送が流れるなど、物々しい雰囲気に包まれた。
政府発表を受け、沖縄都市モノレールは27日午後10時47分ごろから同11時3分ごろにかけ、一時的に運行を停止した。当時、8本が運行していたが、最寄りの駅に停車する対応が取られた。
各駅では「安全が確認され次第、運行を再開します」などとアナウンスが入り、乗客は駅舎内で待機した。
名護市内では、防災無線からサイレン音が響き渡り「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられる」とアナウンスがあり、建物の中などに避難するよう呼びかけた。