レーダー配備 住民から懸念 北大東で行政懇談会 沖縄


レーダー配備 住民から懸念 北大東で行政懇談会 沖縄 北大東村役場(資料写真)
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【北大東】北大東村(鬼塚三典村長)は11日夜、同村人材交流センターで地域行政懇談会を開き、住民や役場の職員ら51人が参加した。参加した住民によると、航空自衛隊の移動式警戒管制レーダー配備計画に関して、参加者から質問や懸念の声が上がったという。

 これに対し、鬼塚村長は「自衛隊から具体的な説明をする」などとし、自衛隊の配備決定の報告を受けた後、改めて住民説明会を開く考えを示した。

 琉球新報の取材に対し鬼塚村長は「配備決定とまでは至ってない。村に連絡はない」と答えた。

 懇談会の冒頭、鬼塚村長は、移動式警戒管制レーダー配備に関して防衛省などによる調査が2月に終了したことを報告した。