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「筋を通して県政で頑張る」 うるま市区、新人の喜屋武さんが初当選 沖縄県議選


「筋を通して県政で頑張る」 うるま市区、新人の喜屋武さんが初当選 沖縄県議選 目に涙を浮かべ支援者と抱き合う喜屋武力さん=16日、うるま市喜仲の選対事務所
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 4議席を過去最多の7人が争ったうるま市区では、市議4期の経験がある新人で自民公認の喜屋武力さん(64)が初当選を飾った。自民の裏金問題で逆風を感じる場面もあったが、PTAなど地域に根ざした活動や市議としての実績が浸透した。

 選挙戦では、貧困など沖縄を取り巻く課題の原因にある所得水準の向上や、道路整備、地元の県立中部病院の移転問題などに取り組む姿勢を示した。

 自身の性格を「筋を通す直球派」と分析する。「市民の1票で生かされている議員として、その声を届けることが仕事」だからこそ、上に反発して嫌われることもいとわない。

 16日夜、当確が伝えられると、うるま市喜仲の選挙事務所は喜びに沸いた。喜屋武さんは「後援会の皆さまがいなければ、(県議としての)喜屋武力は誕生していない」と感謝を伝えた。

 「皆さまのため、うるま市のため、県民のため、筋を通して県政で頑張っていく」と今後の活躍を誓った。