沖縄全戦没者追悼式前夜祭で奉納された、琉球舞踊「稲まづん」＝22日午後８時ごろ、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂
琉球新報朝刊 【糸満】慰霊の日を前に、沖縄全戦没者追悼式前夜祭（沖縄協会主催）が22日夜、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で開かれた。県遺族連合会や日本遺族会の関係者らが参加し、戦没者の冥福を祈った。鐘が鳴り響く中、戦没者遺族を代表し、牧港兼大朗さん（18）と大山櫻さん（23）が、献火した。大山さんは「追悼と、平和を込めた」と話した。
沖縄協会の清水治会長は「戦争への反省と世界平和確立への決意を新たに、戦没者追悼の象徴である沖縄平和祈念堂から全世界の人々に恒久平和の実現を訴え続ける」と鎮魂（しづたま）のことばを述べた。
第2部で奉納演舞と、琉球古典音楽の演奏があった。
（藤村謙吾）
慰霊の日
しまくとぅばで戦没者追悼 世界平和を願うグイス唱え 浦添・前田高地 沖縄
2024/07/01
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