ボート転覆事故、船長を書類送検 強風時、減速せず船を走らせたか 石垣海保 沖縄


ボート転覆事故、船長を書類送検 強風時、減速せず船を走らせたか 石垣海保 沖縄 那覇地検が入る那覇第一地方合同庁舎(資料写真)
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今年3月に石垣島の琉球観音埼灯台の西方沖で10人乗りのダイビング船が転覆した事故で、石垣海上保安部は21日、業務上過失往来危険容疑でダイビング船の男性船長(41)を那覇地検石垣支部に書類送致した。

同保安部によると、当時、現場には強風注意報が出ており波も高かった。船長が減速などせずに船を走らせたことが原因で海水が船に流れ込み、船を転覆させたとしている。けが人はいなかった。