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記者突き飛ばし 南城市長対応に、JCJ沖縄が抗議声明 


記者突き飛ばし 南城市長対応に、JCJ沖縄が抗議声明  南城市役所
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セクハラ疑惑が表面化している古謝景春南城市長の取材中に本紙記者が背中を突き飛ばされた件で、日本ジャーナリスト会議沖縄(JCJ沖縄)は10日、南城市長の取材対応に抗議する声明を発表した。「事実であれば、取材を暴力と威嚇で妨害しようとするものであり、公人としての資質を欠くと言わざるを得ない」と批判した。

 声明では、市職員アンケートで複数の被害が寄せられていることを踏まえ、市長は十分な説明をしていないと指摘。その上で「記者、ジャーナリストの取材活動は知る権利を守り、社会正義の実現を目指すものだ。市長は市民の知る権利にきちんと向き合うべきであり、暴力行為があったとしたら断じて許されない」と抗議した。

 (吉田健一)