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中国・福州の定期便「再開」願う 福建省トップ来県、チャーター便祝い式典 沖縄・那覇


中国・福州の定期便「再開」願う 福建省トップ来県、チャーター便祝い式典 沖縄・那覇 チャーター便を祝い、くす玉を割る照屋義実副知事(左)と福建省トップの周祖翼氏=28日、那覇空港
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 中国・福建省トップの周祖翼省共産党委員会書記ら友好代表団の訪問に合わせた福州―那覇路線の直行チャーター便記念セレモニーが28日、那覇市の那覇空港国際線ゆいにち広場で開かれた。

 友好代表団らは厦門(アモイ)航空の便に乗って、午前11時45分に那覇に着いた。セレモニーには中国政府や華僑・領事館、県関係者など約60人が参加し、周氏と照屋義実副知事がくす玉とともにチャーター便の実現を祝った。

 福州―那覇の定期的な直行便は、新型コロナウイルスの感染拡大前に中国東方航空が運航していたが、現在は途絶えている。

 周氏は「福州から那覇までわずか2時間余りだ。人的交流や経済貿易協力の発展のため、直行便の早期就航を促し、両省県の関係をより密にしたい」と話し、定期直行便の再就航へ協力を呼びかけた。 

(與那覇智早)