県は6日、56定点医療機関から8月26~9月1日に報告があったインフルエンザの患者数が定点当たり9・20人だったと公表した。前週より1・09人増え、インフルエンザ注意報の発令基準となる定点当たり10人を下回ってはいるが、再流行の恐れがあるとして注意報を継続発令している。
注意報発令は5週連続となる。前週は定点当たり8・11人だった。
保健所別では、中部、那覇市、南部が定点当たり10人を超え、南部の10・93人が最多だった。ウイルス型別では、A型が88・9%、B型が0・4%、不明が10・7%だった。
同期間の新型コロナウイルスの県内新規感染者数は8週連続で減少し、定点当たり4・30人となった。
(宮沢之祐)