非常に強い台風18号は2日午後9時時点で南シナ海にあり、ほとんど停滞している。3日にかけて勢力を弱めながらゆっくりと北上し、暴風域を伴って台湾南部に上陸した後、4日には熱帯低気圧に変わる見込み。
気象庁によると、沖縄は4日にかけて、台風や周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となるため、大雨の可能性がある。進路や勢力によっては警報級の雨や大しけとなる恐れもある。
台風の中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。ピーチアビエーションは3日に那覇―台湾間の6便を欠航する。
(中村優希)
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