県警は9日、還付手続きを名目に本島南部の70代男性からキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺(預貯金詐欺)事件が発生したと発表した。
男性は口座の暗証番号も聞き出されており、口座から現金数百万円が引き出された。
役場職員をかたって還付金があると電話をかけてきた上で、金融機関職員を名乗る人物が自宅を訪れるという手口。県内各地で同様の特殊詐欺事件が8月末から連続で発生している。
県警は「役場職員が還付金の払い戻しを電話で連絡することはない」「金融機関職員が他人のキャッシュカードを預かることは絶対にない」と注意を呼びかけている。