那覇署は24日、名護市の宿泊施設の一室に宿泊する際、宿泊者名簿に架空の人物の名前を記入して提出したなどとして、有印私文書偽造と同行使の容疑で会社員の容疑者(24)=愛知県、無職の容疑者(25)=同県、住所不定無職の容疑者(23)を逮捕した。
捜査の過程で何らかの特殊詐欺に関与した可能性が浮上しており、名前を偽った理由などを詳しく調べている。
署によると同宿泊施設に滞在中の容疑者らが、ほとんど外出しないことを不審に思った従業員が警察に通報したという。
逮捕容疑は2023年2月19日午後2時5分ごろ、他人名義で宿泊しようと考え、宿泊者名簿に架空の人物の名前を記入するなどして偽造した上、宿泊施設従業員に同名簿を提出して行使した疑い。署は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。