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ドジャース優勝に日ハムキャンプ地からも歓声 「大谷選手また遊びに来て」 名護・国頭 沖縄


ドジャース優勝に日ハムキャンプ地からも歓声 「大谷選手また遊びに来て」 名護・国頭 沖縄 キャンプインし、ノックを受ける大谷翔平投手(左)ら日本ハム選手=2015年2月1日、名護市営球場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

【北部】大谷翔平選手がプロ野球日本ハム時代にキャンプで訪れた名護市、国頭村の関係者らはワールドシリーズ制覇に喜びの声を上げた。

 北海道日本ハムファイターズ名護協力会応援団長の宮城リーミさんは大谷選手について「期待通りの活躍だった」と声を弾ませた。キャンプで見かけた姿を懐かしみ「体格も存在感も桁違いになった。また名護を訪れてほしい」と願った。

 ドジャースファンで、本部町の少年野球チームの監督時代、チームに「ドジャース」と名付けた喜屋武和則さん(70)は「大谷選手の加入も一助となり、けが人も多い中でチームの心が一つになっていた。(今日の試合は)どきどきして監督時代の気持ちがよみがえった」と喜んだ。国頭村の少年野球チーム「国頭ファイターズ」のキャプテンで、全国大会にも出場した宮城れなさん(12)は、大谷選手が「憧れの人」といい「大谷選手のような二刀流の選手になりたい」と力を込めた。

 渡具知武豊名護市長は「(移籍)1年目で希望していた優勝を達成できるのは、持って生まれた何かがあるのだろう。名護市の子どもたちにも大きな刺激を与えてくれた」と話した。知花靖国頭村長は「大谷選手が活躍し、ドジャースが優勝したことは大谷選手の初キャンプ地としてうれしく思う。また村に遊びに来てほしい」と語った。 (武井悠、玉寄光太、池田哲平)