2日午後1時半ごろ、浦添市のリサイクルショップで商品の衣類品を万引したとみられる男を呼び止めた40代の男性警備員が男に暴行を加えられ、けがを負う強盗致傷事件が発生した。男は現場から徒歩で逃走したという。ほかにけが人は確認されていない。県警は逃げた男の行方を追うとともに、経緯など詳しく調べている。
県警によると、男がレジを通さずに店外に商品を持ち出したところを警備員が目撃し、出口付近で声を掛けた。男は警備員に暴行を加えた上、その場から走って逃げたという。
店の関係者への事情聴取などによると、男は外国人風で若く、黄色いパーカーを着ていたとされる。1人で店を訪れていたとみられ、凶器の所持などは確認されていない。県警は付近の防犯カメラを精査するなどし、早期解決に向け捜査を進めている。
事件があったのは浦添市の国道58号沿いの店舗。男は学園通り方面に走って逃げたとみられる。店の関係者は「万引はもちろん、けがをさせたことは許せない。早く捕まってほしい」と語った。